くじら専門店が教える
おいしいくじらレシピ
まずは
冷凍くじら肉の解凍方法
- （1）肉を袋から取り出し、流水またはぬるま湯で表面の氷結部を洗います。
- （2）表面の水分を拭き取ったら、濡れたキッチンペーパーでくるみ、さらにラップを掛けて冷蔵庫でゆっくり解凍します。
- （3）解凍時間は大きさにより様々ですが、300gの肉で約5時間が目安です。解凍後は冷蔵庫から取り出し、包丁でお好みの大きさに切ってから調理してください。
簡単！くじらレシピ
くじらのお造り
やわらかく、上質なおいしさ
材料（2〜3人分）
- 刺身用 くじら赤肉
- 200g
- 刺身用 本皮
- 100g
- 生姜
- 適量
- 半解凍の赤肉を、3~4mm厚に切ります。
- 本皮も、半解凍のまま切ってください。できるだけ薄く切った方が、おいしく召し上がれます。
- 赤肉に本皮を重ね、紅と白が交互になるよう並べます。
- お好みで、ネギやニンニクなどの薬味を添えてください。ごま油と塩で食べるのもおすすめです。
※香菜（パクチー）は意外とくじらに合います。
くじらのカレー
赤肉や本皮を使って、おいしいカレーを作ろう
材料（2〜3人分）
- くじら赤肉・本皮
- 適量
その他お好きなカレーの材料
- 人参
- 1本程度
- ジャガイモ
- 適量
- たまねぎ
- 1～2個
- 水
- 500cc
- カレールー
- 100g程度
- サラダ油
- 適量
- フライパンで本皮を軽く炒めます（油は引かない）。炒めすぎると固くなるのでご注意ください。
- 赤肉は表面に焼き色を付け、出来上がり直前にカレーになじませます（煮込みすぎると固くなります）。
- 野菜を煮込み、カレールーを入れ、全体的に味がなじんだら、くじらの風味豊かなカレーの完成です。赤肉や本皮などの量は、お好みで調整してください。
竜田揚げ
定番！お子様にも大人気
材料（2人分）
- くじら肉（刺身用・赤身）
- 200g
- 料理酒
- 大さじ1
- しょうゆ
- 大さじ1
- みりん
- 大さじ1
- すりおろし生姜
- 小さじ1/2
- すりおろしニンニク
- 小さじ1/2
- 片栗粉
- 適量
- 揚げ油
- 適量
- くじら肉を筋に沿って6cm×3cmでサク取りした後、厚さ約3mmでそぎ切りします。
- しょうゆ、料理酒、みりん、すりおろしニンニク、すりおろし生姜を混ぜたタレに、約30分漬け込みます。
- キッチンペーパーで表面のドリップを拭き取ってから、片栗粉をまぶします。
- 170度の油で、約3分揚げます。片栗粉をまぶしてからは、なるべく時間を空けないでください。
くじらの栄養素とは？
高たんぱく・低カロリー・低脂肪
くじら肉は「高たんぱく・低カロリー・低脂肪」と、非常にヘルシーな食べ物です。
また、ミンク鯨の脂や皮にはEPAやDHAが多く含まれており、ベーコンに加工される部位である畝須は、DPAが豊富です。
-
EPA
エイコサペンタエン酸
血液をサラサラにする効果があります。健康的な血液・血管の維持に有効です。
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DHA
ドコサヘキサエン酸
成長期の栄養補給にも役立つ、不飽和脂肪酸の一種です。魚介類に多く含まれています。
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DPA
ドコサペンタエン酸
血管内皮細胞の活性化能力は、EPAの10倍とも言われています。
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バレニン
広い海を回遊するミンク鯨の、重要なエネルギーとなる成分です。パフォーマンス力の向上が期待できます。
